裏磐梯の森から

一人暮らし老人の 日々の食事と 身辺雑記です

きっと、キクサキイチゲ(菊咲一輪草)でしょう…

が数センチ、つもり続けている。

その片隅で、萼(がく)を閉じているのは…
雪割草の仲間の、「キクザキイチゲ」双子葉離弁花類、キンポウゲ科、イチリンソウ属


左側の大きな葉は、昨年のもの。右下に見えるのが、今年の葉で、まだ閉じている。
紫色に見えるは、10枚ほどあるも、これは。中の雄しべ、雌しべを守っている。
雪の下から、いち早く首をもたげる、雪割草の仲間、よい花(萼)である。


山菜やキノコも、そうであるが、特定の時期の写真・絵では、特定できない。成長の始まりから、生成期、熟成期、老成期、そんな言葉の有無は知らないが、そのいずれもを、見る必要がある。


それで、今回も、間違いないと思う、おそらく…

郡山へ

眼鏡の緩みが、気になってしかたない。
私の眼鏡の補修は、メガネのAで、行っている。近くの店は、郡山市
雪の中を、出かける。まだ、冬タイヤである。


11時すぎ、からLINE映像が入る。
私のスマホは、SIMフリーで、日本でのカードは入れていない。したがって、WiFiがないと、使えない。スーパーの中に移動する。


は、元気である。目覚めて、この時間になると、スマホをつなげと、うるさいとの娘の話。本当だろうか? 目は、合わせるようになった。ちょっと笑っている。


メガネの補修は、短時間で終了。ネジを緩みにくいものに換えてくれた。さすが、老舗のサービスである。


ついでに、明日の、おでんの材料を少し買う。牛すじが、あった。スーパー内は、閑散。

朝・昼食

すでに、日は傾いている。

一人手巻き寿司である。
昨日のマグロ、キッチンペーパーで余分な水分をとる。これで、大分、旨くなった。
グリーンパーチ紙があると、さらに良い。市場や魚屋が使う、緑の紙である。ネットで少量でも買えるようだ。
茄子、キュウリの漬け物
ごぼう揚げ
海苔は、奥松島産。私の中学校時代の同級生の家は、ほとんどが海苔屋である。


もう、芋焼酎を始めている…外は、明るい雪降りである…致し方ないのである…

夕食

と言っても、〆になる。

盛岡ぴょんぴょん舎の冷麺
ごぼう天、青菜、長ネギを添えて。旨いに決まっている。


専門学校から電話、開講が2週間延期になった。
障がいのある子どもたちの、放課後ケアをしているNPO法人からも、電話。
これも、理事会の延期。


これぐらいの延期で、済むことを願いたい。

森の春、すぐそこまで、来ています…

日曜日
朝5時になると、薄ぼんやりと、夜が明ける。
室内の気温は、8度。ずいぶんと、あたたかくは、なっている。


今朝は、雪模様、まだ少々の雪が、下りている。
よって、焚き火は、様子を見ることにする。

朝・昼食

じゃじゃ麺、最後の麺である。
青菜、人参、油揚げの炒め
紅ショウガの赤が、欲しいところ…


じゃじゃ味噌は、まだ、たっぷり残っている。ゆっくり使える。
この味噌は、戦後、大陸から引き揚げてきた、先代が、客と意見を交わしながら、作ったと聞いた。人と時間が作った味である。

ヒメネズミ?

森の中に棲むということは、動物とかかわらざるを得ない。
雪の日の朝の、タヌキキツネの足跡で分かるように、夜行性の動物は、夜、動いているのである。
野ねずみも、そうである。体長数センチ。指でつまめる大きさ。
ヒメネズミペットにする人もいるらしいが、私に、その趣味は、ない。


しかし我が家のこどもたちは、いわむら かずおの絵本「14ひきのシリーズ」で、育った。どうも、野ねずみを邪険には、扱えない。


この山荘に入った昨年7月。まずは、小さな野ねずみと、カメムシの侵入を防ぐことだった。これは、駆逐できたと、思っていた。
入り口は塞ぎ、食べ物は、置かない…

しかし、5週間の不在中に、小動物が侵入した。
マレーシアに持って行けなかった、玄米の米袋があった。これに、小さな穴が開けられていた。
この米粒が、少量、トイレなどにばら撒かれてあった。そして、黒いごま粒のような、があった。おそらく、アカネズミヒメネズミという、いわゆる野ねずみである。

これの侵入場所が分からなかった。やっと、発見できた。トイレ空間の玄米が、この数日で、すっかりなくなっていた。したがって、怪しいのは、トイレの換気扇である。閉じて、様子を見る。

雪割草?

は、すぐに消えた。
午後焚き火
そして、庭めぐり

前から気になっていた、この山野草
キンポウゲ科であろうと思う。
ネットや図鑑をあさり、もしかして、雪割草?


近くには…

これは、被子植物単子葉類、おそらくユリ科であろう。葉の形から、カタクリではない。
花が開くのを、待とう。

夕食

生本マグロのスキ身。買ってしまった…
確かに生で、本マグロは、間違いない。しかし、浜育ちの人間の舌である。おそらく、捕獲後の扱いが、いまいちである。結局、値段あたいということであろう。
それでも、久しぶりに、生の魚を食べた。

笹かま、ごぼう揚げ、さつま揚げ芋焼酎あてである。


が、貯めていたマイルを使って、低反発マットを贈ってくれた。
私は、居間のソファに座布団、寝袋で寝ているが、マットを敷くと、さらに具合がよい。


それにしても、山岳用羽毛寝袋のファスナーを閉めないで、眠れる。
暖かくなってきたものだ。
森の春も、すぐそこまで、来ている。

まだ、直売所は、開いていない

土曜日。晴れ。
良い天気である。


ラジオを聴きながら、焚き火を始める。
ウグイスが、上手に鳴いている。


庭の一角に、多数咲いている花。まだ、名前は不明。
この山荘の前の住人は、私の先輩の、ご両親。奥様は花を植え、旦那様は、畑を作っていたようだ。


11時マレーシアの10時が過ぎると、が目覚める。そして、LINEがつながる。
私の顔を見て、ちょっと微笑む。あとは、興味はないようだ。


マレーシアの日常は、さらに厳しいようだ。
義父は、全土封鎖の後も、会社に行っていた。そして、警察が入ったとのこと。通報されたようだ。
車での移動は10km制限。息子Jは、工場の機械保守にも、行けなくなった。


Grab(宅配用のバイク)の手配が、難しくなった。そこで、食事の内容は、下向きとのこと。


ただし、世界的な外出制限の中、娘の講座には、希望者が増加し、対応できない状況とのこと…


おそらく、一人、喜んでいるのは、孫であろう。みんなに関わってもらえる。


私のYouTubeでの英語の師匠に、バイリンガールがいる。彼女の家族は、マレーシアにも家を借り、日本のアパートと、往復する生活。マレーシアには、ビザなしで3ヶ月まで、滞在できる。
今回、帰国を早める手配をしたとのこと。

朝・昼食

冷凍しておいた香茸ごはんを解凍し、ちょっと焦がしてしまったチキンスープ雑炊を作る。
人参、青菜(くきたち)、油揚げの炒め
キュウリ、茄子の漬け物、こんどは塩を抜きすぎた…

庭木の伐採、そして、ドライブ

二本の常緑低木が、南側にある。
が混じり込んで、暴れた状況。

おまけに、蔓は伸び伸びて、山荘のベランダ下まで、這ってきている。太い!
今日は、これを整理。約一時間。
まだまだ、時間が、かかる。

11月半ばから、道の駅裏磐梯直売所がしまっている。
そろそろ開いたかもしれないと、出かける。15分の距離である。
まだまだ、野菜のシーズンでは、なかった。

磐梯山の画像。これは、表である。1816m日本百名山。右裾野に、わが山荘あり。

猪苗代町の、某コンビニからの映像。

これが、裏磐梯。中央の凹みは、1888年(明治21年)の水蒸気噴火の痕である。無数の岩石が、噴出した。我が庭にある巨岩も、噴石である。

この湖は、その時、できた湖の一つ、桧原湖である。我が山荘は、山の左手裾野である。


この、山と湖の写真を撮りに、道を下りたのであるが、そこで見つけたのは…

福寿草の群生。被子植物、双子葉離弁花類、キンポウゲ科フクジュソウ属


さらに、珍しくも、こんな所に…

ワサビである。被子植物、双子葉離弁花類、アブラナ科、ワサビ属


洗車中の老人に、

「採っても良いが、根は残して」と、柔らかな訛りで、声を掛けられる。


尋ねると、彼が山から採取して、植えたもの。納得しました。

この、芽吹いたばかりの、水芭蕉も、そうである。


明日、毎年訪れる研究者が来る予定で、私の出で立ちで、その同行者かと思ったとのこと。釣り宿のご主人であろう。


思いがけず、よい湿地と、良い人に出会った。今度は、手土産でも持って、採集させてもらおう。

夕食

麻婆豆腐


仙台市太白区大野田に、陳建民の弟子が営む中華料理店があった。小学校の教員であった30年前、常連であった。何を食べても、旨かった。ご夫婦は高齢になり、調理機材器具と合わせて、店を売却した。今は、二郎系のラーメン店になっている。陳建民は、我が国の四川料理の父


仙台市太白区茂庭に、陳健一の弟子が営む中華料理店がある。麻婆豆腐は、さすがに旨い、辛い、痺れる…。ここの麻婆麺が、私の好みである。いつも、辛すぎる麻婆餡を残してしまう。タッパーを持ち込もう、と思いつつ、実現していない。健一は、建民の息子。


それには、とうてい敵わないが、私の定番料理。なにしろ、調味料を揃えたら、週1ぐらいで作らないと、消化できない。


味の決め手は、花椒(中国さんしょう)。最後に、これを指で揉み砕いて、振りかける。この痺れで、少々の料理の不手際は、誤魔化せるのだ。旨い!