裏磐梯の森から

一人暮らし老人の 日々の食事と 身辺雑記です

森の春、すぐそこまで、来ています…

日曜日
朝5時になると、薄ぼんやりと、夜が明ける。
室内の気温は、8度。ずいぶんと、あたたかくは、なっている。


今朝は、雪模様、まだ少々の雪が、下りている。
よって、焚き火は、様子を見ることにする。

朝・昼食

じゃじゃ麺、最後の麺である。
青菜、人参、油揚げの炒め
紅ショウガの赤が、欲しいところ…


じゃじゃ味噌は、まだ、たっぷり残っている。ゆっくり使える。
この味噌は、戦後、大陸から引き揚げてきた、先代が、客と意見を交わしながら、作ったと聞いた。人と時間が作った味である。

ヒメネズミ?

森の中に棲むということは、動物とかかわらざるを得ない。
雪の日の朝の、タヌキキツネの足跡で分かるように、夜行性の動物は、夜、動いているのである。
野ねずみも、そうである。体長数センチ。指でつまめる大きさ。
ヒメネズミペットにする人もいるらしいが、私に、その趣味は、ない。


しかし我が家のこどもたちは、いわむら かずおの絵本「14ひきのシリーズ」で、育った。どうも、野ねずみを邪険には、扱えない。


この山荘に入った昨年7月。まずは、小さな野ねずみと、カメムシの侵入を防ぐことだった。これは、駆逐できたと、思っていた。
入り口は塞ぎ、食べ物は、置かない…

しかし、5週間の不在中に、小動物が侵入した。
マレーシアに持って行けなかった、玄米の米袋があった。これに、小さな穴が開けられていた。
この米粒が、少量、トイレなどにばら撒かれてあった。そして、黒いごま粒のような、があった。おそらく、アカネズミヒメネズミという、いわゆる野ねずみである。

これの侵入場所が分からなかった。やっと、発見できた。トイレ空間の玄米が、この数日で、すっかりなくなっていた。したがって、怪しいのは、トイレの換気扇である。閉じて、様子を見る。

雪割草?

は、すぐに消えた。
午後焚き火
そして、庭めぐり

前から気になっていた、この山野草
キンポウゲ科であろうと思う。
ネットや図鑑をあさり、もしかして、雪割草?


近くには…

これは、被子植物単子葉類、おそらくユリ科であろう。葉の形から、カタクリではない。
花が開くのを、待とう。

夕食

生本マグロのスキ身。買ってしまった…
確かに生で、本マグロは、間違いない。しかし、浜育ちの人間の舌である。おそらく、捕獲後の扱いが、いまいちである。結局、値段あたいということであろう。
それでも、久しぶりに、生の魚を食べた。

笹かま、ごぼう揚げ、さつま揚げ芋焼酎あてである。


が、貯めていたマイルを使って、低反発マットを贈ってくれた。
私は、居間のソファに座布団、寝袋で寝ているが、マットを敷くと、さらに具合がよい。


それにしても、山岳用羽毛寝袋のファスナーを閉めないで、眠れる。
暖かくなってきたものだ。
森の春も、すぐそこまで、来ている。