自給自足生活の、思い出…
朝、起きると、井戸から、つるべで水を汲む。
それを、台所の瓶(かめ)に運ぶ。
竃(くど)に火を入れ、飯を炊く。
囲炉裏で、消し壺から消し炭を取りだし、火をおこす。
鶏に、餌をくれる。
祖母は、七輪で、魚を焼いたり、味噌汁を作っていたのだろう。
同居していた姉は、何をしていたのか…
納豆をかき混ぜ、朝食の準備をする。
これを、小学生が、やっていた。
勉強しろと、言われたことは、なかった。
家事は、嫌ではなかった。
当時、何を食べていたのか、思い出そうとするが、記憶が定かでない。
納豆、塩引き、卵焼き、祖父が獲る魚のつみれ…
買い物は、醤油の一升瓶の中身だけ。
常に、腹を空かしていたことだけは、憶えている…
我々の食事が終わると、飼い犬に、残飯を持って行く。
ペコと言った。腹ぺこのペコか…
正月の餅だけは、いっぱい食べろと言われた。
そんな、夢で、目覚めた。
朝・昼食
札幌〇番味噌ラーメン。定番である。ニンジン、タマネギ、長ネギ。
リンゴ。
天気がよいので、焚き火。落ち枝は、切りが無いが、地道に続けることだろう。
これが、暴れている常緑樹、ツタと笹とを、切り分けねばならない。
これは、春蘭(しゅんらん)、花が、楽しみ。
夕食
おでんの続き。たまご、だいこん、ニンジン、たけのこ、昆布。
納豆もち。
昔の、正月の、味である。うまい。
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