裏磐梯の森から

一人暮らし老人の 日々の食事と 身辺雑記です

原木ナメコで料理

昨日、喜多方駅前の直売所に立ち寄ったところ、

原木栽培のナメコが置かれてあった。
これは、菌床栽培とは異なり、原木を山の中に設置し、天然のナメコが育つ環境と同様の場で育てるもの。
さっそく購入し、

トウガラシを入れた水に漬け、虫出しをする。
「キノコを食べるのは、虫を食べているようなもの」
「野菜を食べるのは、土を食べているようなもの」
「魚を食べるのは、海の水を飲んでいるようなもの」
と教えられた。


ただし、このナメコには、虫は見られなかった。採取のタイミングが良かったと思われる。

朝食は、
定番の卵かけごはん、オカカがけ。
ナメコの味噌汁。豆腐、ネギ、そして長いものスライス。実は、この味噌も先ほどの直売所で購入したもの。既に2回目。農家の団体が作っており、2年味噌以上と思われる。
ナメコおろし。
リンゴ。
蒸し野菜(サツマイモ、キャベツ)
ソフト身欠きニシンの焼き物。


キノコのうちで、ナメコは好物である。一個でお椀にいっぱいになるくらいの大きさのものが、特にうまい。

昼。
この間の残りのパン。解凍して、炙る。チーズ、ハムも炙って。
朝の残りのナメコ汁に大根、そうめんを入れて。
牛乳とヨーグルト。


天気予報を見ると、明日は雪模様。
そこで、午後2時に、裏磐梯を出る。


学生たちが、キムチの味見をしたいという。タッパーに詰めて、出発!

夕食は、定宿のエスポワールにて。

アジの開き、ブロッコリー、タケノコ。
鶏肉の揚げたもの、野菜。
豚肉と野菜の炒め、肉団子。
シナチク。
野菜と串揚げ。
麩とワカメの味噌汁。
ビール。


醤油とソースが付くが、使わない。
無くても、やや濃いめの味付けである。
これは商売であるから、やむを得ない。
それでも、私には量も油分も多し。
アジの半分と鶏肉一個を残してしまう。
すみません。


ああ、今晩も、暖かく眠れる。うれしい。

那須から喜多方、そして宮古そば

朝、トレーラーハウスで目覚める。
エアコンが快適で、何より暖かい。
トイレをすませると、既に起きていたアービン氏に、コーヒーを誘われる。
まだ6時過ぎ。

彼は、キャンプ場の看板作りをしていた。
私とアービン氏との出会いは、数年遡る。
東日本大震災のとき、私は被災し、故郷の家、友人を失った。
彼は、軍人として「ともだち作戦」に関わった。
私はその後、震災孤児を支援するNPO法人で仕事をした。
その縁が出会いを生んだ。


彼は、今でも被災地支援をしている。
その中で、那須のキャンプ場を経営することになった。
神奈川で仕事をしながら、週末、那須に通っている。片道5時間かかる。
30年の歴史のあるキャンプ場を、引き継いだからだ。
そして復活させた。日本に永住する覚悟なのだろう。私は、頭が下がる。


彼の仕事は、また報告するチャンスがある。


アービン氏のパートナーである小笹さんに朝食を誘われるが、辞退する。
また、クリスマス前の再会を約して、キャンプ場を後にする。


朝昼一緒の食事、今しか食べられないもの、ということで、宮古そばを思いつく。
喜多方の奥、飯豊山の伏流水でそばを食べさせる。
私の行きつけは「西村屋」
看板はない。天ぷらはない。もりそばと山菜・キノコのみ。

250g、二人前のそば。
身欠きニシンの炊いたもの。(これがうまい。いつかコツを教わりたいものだ)
ナメコの煮付け(菌床ではないと思う)
ゼンマイの煮物。
こんにゃくの刺身(この時期、秋から3月頃までは、生芋から作っているはず)
野菜とキクラゲのクルミ和え。
大根の甘酢漬け。2000円のセット。今日はちょっと贅沢。


これらが、山里のごちそうなのだろうと思う。
そして、昔ながらの味なのだと思う。
この量が、無理なく食べられる。


帰りしな、そばの打ち手であるおばあさまに見送りしていただいた。
宮古のそばは、女性が打つそばである。


新そば、雪が積もる前、生芋こんにゃく、絶好の季節のそば。
今年最後の宮古そばである。


夕食。
酢納豆のおかか添え。
ナッツ。
牡蛎のオイル漬け(定番)。昨夜つけ込み、アービン氏へのお土産にもしたニラキムチ。
水たこ(北海道)の頭。ここがおいしい! 本日のサービス品。

デザートは、喜多方の直売所で購入した王林。
蜜が入っていた。

とうとう雪、そして那須へ

朝、いつもより静かな感じ、と思っていたら…
この景色。いよいよ雪の到来です。

それでも、焚き火!!!

これで、一応今年伐採した木立の処分は終了です。

やや遅い朝食。
しめじご飯を蒸し返して。
味噌汁。ブナシメジ、ワカメ。インスタント味噌汁ハナマルキ、出汁をとる時間を節約してしまいました。残り物の整理でもあります。
きんぴらごぼう、蒸し野菜、サンマの辛煮。
ニラ玉。昨晩作ったニラキムチの残りを使って。

昼食。
昨日の残りのパンをあぶって。
冷凍しておいたカボチャスープを温めて、パセリ。
キャベツの炒め、味付けは昆布の佃煮を使って。
バナナ、ヨーグルト。


買い物をすませて、那須へ出発!
めざすは、「ムース(へらじか)ファミリー・キャンプ・リゾート」。
到着は5時過ぎ。


キャンプ場内は、すでにクリスマス!
キャンプ場主のアービンさん、その友達家族と夕食です

アービンさん得意のバーベキュウ。
この食堂・調理場も彼の手作り。

アービンさんはビール。
私が持ち込んだのはワイン。
お友達は、バーボン、さすが米国人。
久しぶりに酩酊…。