裏磐梯の森から

一人暮らし老人の 日々の食事と 身辺雑記です

ソップ炊きの極意とは

朝、やはり4時には目が覚める。
仙台に宿泊しても、起きる時間は変わらない。
YHの今回の部屋。

ベッドの部屋に泊まるのは、初めてだ。
WFのつながりは良いが、如何せん部屋が狭く、使い勝手は良くない。
でも、エアコンが効いて、暖かいのはよい。

朝食は、一昨日と同じ献立。
夕食は止めたが、朝食もどうしようかと思う。
素泊まりだと、3,000円。
このように頻繁に泊まることになると、その方が良いのかもしれない。
宿泊費は、自己負担である。


二コマの演習を終えて、一路、裏磐梯へ。
途中で昼食。
白石市の福香亭という中華料理の店。中国の方が経営している。
私にとっての思い出のラーメン、刀削麺とやっと再会する。
このラーメンが、メニューに載っていない。止めたのかと思っていたら、

ボードにあった。
この麺の思い出は、明日。

麺生地の塊を刀で削って、太い麺にする。
具材は豊富。五目湯麺である。
中に、一個小さな透明の丸い果物も入っていた。
今度、何なのか聞いてみたい。
平打ちのように削られた麺は、モチモチで食べごたえがある。
そして、スープがおいしい。塩味が絶妙。すべて、飲み干せた。最後まで熱い。


でも、いつもの台湾ラーメンは、480円。それに比べると、ちょっとお高い。


さて、昼食後の土湯峠は、やはり難所である。路側の雪が固まり、道幅を狭くしている。除雪が、裏磐梯のようではない。
これでは早朝の通行は危険である。特に我が愛車のプリウスには、ハードルが高いと思われる。


4時、帰宅。
車で、駐車スペースの雪を踏み固める。


夕食。
納豆にニラキムチの残り。
ちゃんこのソップ炊き。豆腐とキャベツを加えて。
ミックスナッツ。
牡蛎のエゴマオイル漬け(あと2個で食べきる)
焼酎の牛乳割り。


さて、ソップ炊きについて。これはお相撲さんの直伝です。

鶏ガラ、一羽分。
これに水を張り、弱火にかける。血合いなどは、洗って取っておく。
大根、にんじん、ごぼうなどの根菜の皮をむく。皮は、鶏の鍋に入れる。野菜の切れ端も、鶏鍋に入れる。


根菜は、別の鍋で茹でていく。根菜の切り方は、まな板の上ではなく、手で持って削っていく。まさに力士の男の料理である。刀削麺のごとくに?

タマネギ、キャベツ、ねぎなどを切る。これはまな板の上で。切れはじは、鶏鍋に入れる。


根菜の鍋に、ジャガイモを時間差で入れる。皮は鶏の鍋に入れる。


その他、あり合わせの物を根菜の鍋に入れる。
キノコ、油揚げ、何でも良い。コンニャクは手でちぎる。油揚と一緒に下ゆですると、良い。これを根菜の鍋に入れていく。


本来は、鶏肉を切って入れたり、砂肝を使ったりするのだろうが、我が家には、かつて冷凍していた豚バラがあったので、それを根菜の鍋に入れる。


おしまいに、根菜の鍋に、鶏鍋からスープを移し、塩や醤油などを加える。
それ以前に、出汁だけで、たっぷりの旨味がある。


切っておいた、タマネギ、キャベツ、ネギなどを入れる。


私は、孤食なので、鶏出汁は、一度で食べきれない量になる。また、鶏ガラに付いた鶏肉も食べていく。一回は、ラーメンを作りたいものだ。
おそらく、すべて食べ尽くすのに、数日はかかると思われる。


後に残るのは、鶏の骨と出汁を取った後の野菜の皮クズということになる。


おすすめのちゃんこ料理です。これで極意になるかなあ?

除雪車来村、そして冬越し野菜

朝、目覚めたのが5時。
昨夜、ユーチューブで大好きな落語に聞き入り、寝坊してしまった。柳家小三治。
除雪車の作業音で目覚める。

今年、2回目の降雪である。
前回は約5cm、今回は10cm。
この除雪車が、通り過ぎると、奥の集落から車が通行する。30分に一台程度。
そして、除雪車が戻ってくるのが、7時前。
おそらく、奥の集落の方が、作業にあたってくれているようだ。

いつもながらの朝食。
八分づきのササニシキのご飯。長いも、手作りのオカカがけ。
シジミの味噌汁。これは、出汁をとる必要がない。
サンマの辛煮、大根おろし。
蒸し野菜(サツマイモ)、昆布の佃煮(出がらしを使って)、ニラ玉。
リンゴ。
ニラ玉には、ハーブのエストラゴンが振ってある。道場六三郎氏の直伝?


さて、昨日、学校の演習の合間に、自宅に帰ったのは、米・野菜を受け取りに…

若い教師であった頃の教え子の親である。
毎年、この時期に野菜を届けてくれる。すでに30年以上。
その縁については、またいつか…


私の息子の嫁は、実家が専業農家。そこで、この野菜は、別途活用する。
感謝です。


昼。
かねて計画していたちゃんこ鍋(ソップ炊き)を作る。
詳しくは、明日。
鶏のガラ、大根、にんじん、ジャガイモ、こんにゃく、ネギ、ブナシメジ、なめこ、
出汁がしっかり出ているので、塩と醤油は、ごく少量。


これが、うまい。うますぎる。
そうめん(これで、今年、袋をあけたものは食べた。すっきりする)
牛乳。
リンゴ。


天気予報を確かめると、これから会津の天気は荒れ模様。
そこで、明日の演習に備え、3時過ぎに仙台に向けて出発。
案の定、難所の土湯峠は、雪模様。福島市内に入ると、雪はない。


いつものユースホステルで夕食。
昼食が遅く、ちゃんこ鍋を食べ過ぎ、夕食はあっさり。
これからは、これでいこうと思う。
仙台駅の地下で購入。
麻婆豆腐、エビチリ。なかなかにして、おいしい。
何より、夕方の2割引き。


ここには、北野エースもある。関東圏のスーパーである。
なかなか見つからなかったハーブ「エストラゴン」を入手したのも、ここだったはず…

三つの演習、飯豊の伏流水について

朝、起床4時。これでは裏磐梯と変わらない。
演習の準備。
何しろ、今日の三つの演習は、それぞれ内容が異なる。
ちょっと混乱してしまいそうだ…

朝食7時。
ごはん、2杯。
麩とワカメの味噌汁。
里芋、タケノコの煮物。
納豆。
卵焼き、ハムとウインナー、鮭の焼き物(おそらく銀鮭)
残さず食べる。塩分もよい。
8時過ぎに学校に到着し、プリントやらプロジェクターを準備。
1、2校時終了。
学生たちにキムチを手渡し、石巻へ。
この理由は明日。
4校時目、演習。学生たちも疲れている感じ。
「キムチ、おいしかったです」残さず、食べ、タッパーをきれいに洗ってくれていた。


結局昼食を食べる時間がなく、裏磐梯に引き返す。
途中で、讃岐うどんのチェーン店に入る。

かけうどんの並。
いつもは、これで終わりだが、今日は昼を食べていないので、ちくわの天ぷらをふんぱつ(110円)
安定した味。
問題ありとすれば、水か。
過日食べた宮古そばのうまさは、水にある。
水で食べるそばもあるくらい。

これは、西村そば屋の庭先に流れ込む飯豊の伏流水。
喜多方ラーメンのうまさも水にあると言われる。
そば屋からの帰り道、自宅で使う水を汲んできた。

ふだんは、スーパーのアルカリイオン水を使うが、
これからしばらくは、この伏流水を使う。
特に、お米の炊き上がりや、お茶の味わいが違う。