明日から、全土封鎖(lock out)になります!
全土封鎖について
早朝、娘が部屋に訪れ、伝えられたのは、以下。
「昨夜遅く、ムヒディン新首相が記者会見し、マレーシアは18日から31日まで、全土封鎖すると、発表した」
マレーシア全土を対象に、移動が制限され、スーパーやコンビニなど、生活に不可欠な製品やサービスを提供する施設以外は、あらゆる施設を閉じるというもの…
首相が、マハティールから代わって以降、マレーシアは、何処かの国の内閣と似て、閣議決定のようなものを頻発し、国民の納得を考慮しない政策変更が多いらしい。
娘は、私の日本への帰国を心配しているが、なるようにしか、ならないだろうから、当面、事態の推移を、見守ることにした。
義父母や、息子Jの会社も、対応に追われることになろう。
そもマレーシアは、地震を始め、自然災害のない国である。災害のために、備蓄するという考えがない。幸い、娘宅には、昨年、日本の親戚が届けた、大量の米があり、私の持ってきた魚等の保存食が、まだまだ、ある。2週間程度は、凌げる量だ。
朝食
味噌汁(豆腐、大根、ワカメ)。
食パン、バター。
キウイ、ヨーグルト。
日本茶。
トウモロコシ。
チーズ。
マレーシアでは、牛乳を生産できない。
風土に合う乳牛の開発が、いまだ、出来ていない。
したがって、乳製品は輸入品である。
息子Jは、日本に来ると、牛乳のおいしさに、驚いている。
午前は、孫の世話をしたり、新型コロナ関連の情報を収集しながら、過ごす。
昼食
タラコきしめん、海苔。
ウーロン茶。
フルーツジュース。
義母の差し入れ。
カレーパフ。
午後は、昼寝。一週間のひとり旅の疲れは、まだ少し、残っているようだ。
やや、遅くなり、娘や孫と、車で街中に…
市街は、明日からの、全土封鎖を控えているが、特に変わった様子は、見られない。
食堂や、レストランは、明日からも開店する。ただし、店の利用はテイクアウトや宅配になる。こちらの宅配は、Grab(バイク)業者が行うので、あらゆる店に対応できる。
そも、Grabの運転手は、不安定収入者である。仕事が継続できる。
夕食
マレーシアでの、外食の最後、になるのではないか。
インゲンと茄子の炒め。
鶏肉の揚げ物。
青菜の炒め。
蒸し魚に味噌(豆豉)ソース。
魚の頭の部分のコラーゲンが旨い。
全土封鎖の影響
幸い、義父の会社は、ファイナンス関係ということで、営業は継続。
息子Jの工場は、日本の電化製品関係と提携しているので、休業になる。
政府は、休業補償をどう考えるのか。Jの会社は、外国人労働者が多く、その手当などを考える必要がある。
マレーシアには、クアラルンプル北の、ゲンティン・ハイランドに、カジノを含めた総合リゾートがある。不夜城である。私も2度ほど訪れたが、巨大なカジノはまるで、映画のセットのようであり、客の様子は、まるで映画俳優の所作を見ているように思える場所であった。
明日、ここも、もちろん閉鎖になり、ホテルを含めて、観光客は退出させられるとのことである。
マレーシアの最南端には、ジョホール・バルがある。
この間、孫の「百日宴」に来てくれた、Jの友人は、シンガポールの企業に勤め、国境を接するジョホール・バルから、通勤する、約1000人の従業員を雇用している。
昨夜から、その従業員の仕事の継続のため、シンガポール内のホテル予約に夜通しあたったらしい。
何しろ、突然のことである。今後も、様々な分野に、影響を及ぼすことになろう。
私も含めて…
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