裏磐梯の森から

一人暮らし老人の 日々の食事と 身辺雑記です

マレーシア全土封鎖の、第一日目の様子について

朝食

お茶漬け(インスタント鯛茶漬け)、日本からのお土産。
ヨーグルト、キウイ…。

ブロッコリー、ゆで卵、マヨネーズ
タラコ、梅干し、杏子漬け
フルーツソース、メカブ三升漬け、鮭のほぐし


息子のJは、二日に一度は出勤。工場の設備管理のため。
義父は、今朝も日課のジムに出かけようとするが、息子にたしなめられている。閉鎖であるから、行っても無駄なのである。友人に電話で確認して、納得したようだ。


娘は、当面の、講座の授業を取りやめている。


午前。日本からのメールや電話に、対応したり、日本の状況を検索して過ごす。

昼食

息子も工場から戻り、一緒に日本蕎麦を食べる。画像を撮り忘れる。

朝の残り(タラコ、梅干し…)

シマホッケの干物。塩が馴染んで、おいしい。これも、撮影のタイミングを忘れてた。

柚子胡椒、かんずり

全土閉鎖後の様子

マレーシア政府の対応は、かなり甘いもので、息子Jの工場は、国に感染対策等々の書類を提出して、再開の方向で動いている。
宿泊施設も、開いてよいことになった。様々な方向から、国への圧力があってのことだろう。

そもそも、マレーシア政府が、何としても止めさせたかったのは、大勢が集まるイスラムの宗教的行事であろう。それだけにターゲットを絞ることは出来ず、極端な封鎖を選ばざるを得なかったようだ。

そして、マレーシア政府には、かねてから、交渉や、金品で動いてしまうという、前近代的な政治・行政風土がある。前首相が、90歳を超える高齢で、政権に復活せざるを得なかったのも、それの浄化が背景にあった。


日本の報道にもあるように、買い締めなどの動きもあるようだが、「外出禁止」「街は静まりかえった」、というようなことではない。


むしろ、例えば、私が先週滞在したペナン島では、レストランは開いているが、中で食事は出来ず、テークアウトする客の行列ができ、その人たちが長い立ち話をしているとのこと。食堂封鎖の意味がない。


これらは、娘の友人からの情報であるが、その友人たちは、むしろ、私の帰国を心配しているようだ。


私の勤務する専門学校にも、あらかじめメールしておいたが、私が3月末に帰国しても、自宅待機させられる可能性が、今後出てくる。そうすると、第一回目の講義に、影響が出る。


ただし、すでに大きな大学は、新学期の開講を延期する措置をとっている。いずれにしても、情勢は、流動的である。

夕食

中華料理店からのテイクアウト。
酢豚、ゴーヤの炒め、卵料理、鶏肉の野菜炒め、五目野菜炒め


普段、粗食の私には、これで十分過ぎる。ただし、ご飯が、日本の米になると、ついつい、食べ過ぎる。これには、注意せねばならない。


息子Jが、スコッチのシングルモルトを、一杯用意してくれる。これが、うれしい。外食では出来ない贅沢だ。


今週末は、息子Jの妹夫婦からの招待で、クアラルンプールの高級寿司店で、「おまかせ」の夕食を食べることになっていた。私の送別会の意味合いもあったのであろう。もちろん、キャンセルである。


家族は、外に出かけられないと言うことで、私に気を遣うが、孫のためにも、静かに過ごせて良いと思っている。明日は、孫の誕生から4ヶ月である。