裏磐梯の森から

一人暮らし老人の 日々の食事と 身辺雑記です

猿軍団との戦い

朝食、7時30分。
八分づきのササニシキの冷凍ご飯を蒸し、長いもとオカカがけ。
ソップ炊きを温め直して、納豆汁風。
目玉焼き、蒸し野菜(にんじん・サツマイモ)
サンマの辛煮、自家製昆布の佃煮。
リンゴ。


朝食後、我が山荘と、隣の別荘(所有者は歯科医)の駐車スペースを雪かき。その後ホームセンターに米袋を買いに出かけ、帰ると、この有様。

20匹ほどの猿の軍団が、我が物顔をして、大根をかじっていた。
大声を上げると、二手に分かれて逃げた。2集団と思われる。大人の猿のみ。
ボス猿と見られる大猿は、こちらを振り返り、悠然としている。
スコップを振り上げて、雪道を追うと、慌ててサル!


その後、昼食をはさんで、猿との攻防。
ふとテラスを見ると、一匹の猿。高声をあげると、飛ぶように逃げるが、実は彼は偵察要員なのだろう。数匹が、奥に控えている。


このやりとりを、数分おきに10回ほど…。
そして、とうとう、諦めたのか、姿を見せなくなった。
サルの足跡を追って、雪が積もり見晴らしの良くなった森に入ると、わが山荘のすぐ近くに、沼や湿地があることが分かる。


またホームセンターに行き、爆竹とロケット花火を購入。

猿のすみかのある、森の奥を目がけて…。


猿騒動で、昼食は簡単に。
バナナ。
タイ風春雨サラダ「ヤムウンセン」、インスタントである。豚挽肉、タマネギ、長ネギ、セロリは加える。辛い。出汁は、ソップ炊きを使う。来春、タイに行く可能性あり。現地のものと比べてみたい。
青菜の塩漬け。かねて漬けていた物を、塩出しして食す。なかなかおいしい。
チョコレート。


過日いただいた米と野菜を、近所のログペンションに届ける。
お茶を誘われ、しばしご主人と奥様のお話を聞かせていただく。
ご主人は、28年前?、我が山荘を建てた、ビルダーである。その後、自宅の大きなペンションも建てられた。
カナダで学んだ、プロのログビルダーであり、家具なども製作する。


うかがったお話は、少しずつ記録していきたい。


猿について覗ったところによれば、集落内の畑もかなりの被害がある。かつてはなかったことだが、何しろ猿の数が増えすぎた。雪が降ると、猿たちは、食べられる木の皮まで食べるが、賄いきれない。そこで、里の食べ物に手を出す。イノシシも、そのとおり。


ペンションで、おいしい手作りのシフォンケーキとジャム、コーヒーをいただき、夕食は、おみやげにいただいたミカンと、リンゴ。そして芋焼酎のお湯割り。

明日も、猿との攻防を繰り広げることになろう。
午後は、所用で家を離れるので、午前中に始末をつけたい。