裏磐梯の森から

一人暮らし老人の 日々の食事と 身辺雑記です

拝啓 竹内昌彦 先生

4時前の起床。暖かい。ストーブの室内温度表示が、10度を超えるのは、初めて。
久しぶりに、ゆっくりと、朝食の準備をする。
私の料理法の一つは、70度蒸し、という方法。「低温スチーミング」とも言う。
これは、野菜や魚、肉を、70度の温度で蒸すことが、栄養価が増し、食味も良いという、科学的なデータに基づく手法。
平山一政先生が、NHKなどでも紹介しているので、ご存じの方も少なくないだろう。

山荘にある蒸し器を、工夫して使い、70度をキープする。
ご飯も、一緒に蒸す。

調理時間が、15~20分かかるが、私のようにヒマな人間には、向いている。
そして、朝食

8分づきのご飯
昨日の残りの湯豆腐を味噌汁に。
イカを解凍して。
目玉焼き
リンゴ
蒸し野菜(モヤシ、ブロッコリー、チンゲンサイ)、黒酢と昆布茶、エストラゴン。
この調理法は、芋類、豆類には向かないようだ。どうしても、85度以上の蒸気が必要とのこと。
まだまだ、実践途上ではある。


午前、来週から出かけるマレーシアへの、荷物をまとめ始める。
娘宛に届いた出産祝いの品や、娘が注文した赤ちゃん用具などの、重量を量ったら、約23キロ
スーツケース2つで22キロ×2=44キロ。
手荷物で10キロ。合計54キロがリミットなので、これは何とかなりそうである。


これから、私の分の土産やら荷物を用意せねばならない。親戚からの荷物も届く。
マレーシアの義理の父は、粉末青汁、義母は温熱シートを希望。ドラッグストアで調達する。


午後、山の雪が、かなり溶けたので、西のボスざるが、久しぶりに姿を現す。しかしながら、すでに山荘周辺の食べ物は、ないのだ。


早めの夕食
まずは、イカの塩辛で、芋焼酎のお湯割り。

この間の淸水屋製麺のそばの続き。やはり、これはマレーシアへの土産として合格と思われる。


さて、昨日の続きの記録である。
二コマ目の合同演習、つまり、最後の一コマには、私の尊敬してやまない、竹内昌彦先生にご登場いただいた。


これは、学生たちに、どうしても彼のことを知って欲しかったということと、卒業コンサートの次の日、しかも、午後の二コマ目ということで、疲れている学生も多かろうという、配慮もあった。


竹内昌彦先生とは、すでに10年来のつき合いになる。


全盲の障がい者、そして、障がいのある子の親、さらに障がい児教育の教師という人である。


とある全国大会で、お話を伺い、私が勤務していた石巻支援学校にも、はるばる来ていただき、その後、親交が続いている。彼が、被災地石巻に来た際は、岡山放送局のアナウンサーとカメラマンが同行し、ドキュメンタリー番組として報道された。


以下のホームページは、竹内先生に心酔する若者たちが、そもそも勝手に立ち上げたらしい。


七十歳を過ぎても、子どもたちに命の大切さ家族の大切さ、そして障がい者への温かい視線の大切さを説くため、いまなお全国を行脚している。そして、その謝金をコツコツと集め、外国の視覚障がい者のための学校を作っている。誠に、頭が下がる。


そんな竹内先生の、ユーモアあふれ、そして心情あふれる話しぶりに、以下のビデオで触れられる。



竹内昌彦 講演 「私の歩んだ道 ~見えないから見えたもの~」平成27年7月10日