裏磐梯の森から

一人暮らし老人の 日々の食事と 身辺雑記です

この子らが真実の世を創る

暖かい朝である。
仙台だから、と言うことではなくて、全国的な暖冬である。


昨夜は、ダウンしてしまい、アップ出来なかったブログ作業をまず行う。
その後、授業の準備をして…


朝食

香茸のおにぎり、沢庵
シジミの赤だし。
おでんの残りもの。
マカロニサラダ、昨夜スーパーで購入、キッヅサイズ。


演習は、「DV」の事例。重い内容である。母子支援施設の指導員の、指導よりも生活支援を重視する、したがって、丁寧に時間をかけるというスタンスが、学びどころである。


学生たちへのプレゼントは、

障がいある子どもたちへのスタンスは、近年大きく変わった。
滋賀県の近江学園を開設した糸賀一雄が、
「この子らに世の光を」ではなく、
「この子らを世の光に」と、唱えたことに始まり…


同じ道筋に、大江健三郎の小説や、言葉があり…


障害児教育が特別支援教育への大転換を遂げ、
障がいは、個人の問題ではなく、社会の環境調整の問題であると、障害者の権利条約は高らかに宣言した。


しかし、物理的な環境整備は進んでも、人の心のバリアフリーは、これが難しい。
それを進められる場所こそが、教育現場である。
そんなことを、学生たちと学んでいる。


昼、所用があるが約束は1時。
思い立って、かつて足繁く通った天ぷら屋に、久しぶりに顔を出す。

仙台の天ぷら文化の基礎を創った大将の店「水谷」である。

名物のかき揚げ天丼(浦安の小柱を使う)を食べたかったが、値段が上がっていた。
そこで、天丼
具材は、エビ、タマネギ、シシトウ、キス、イカ。
味噌汁は、青森十三湖のヤマトシジミ。
漬け物は三点盛り。
950円。


この店は、夜はコース天ぷら。おやじの講釈を聴きながら、食べる。
私の顔を見ると、昼でも語る。
野菜が高くて、大変だ…
うちの牡蛎は、唐桑の畠山さんちのだ…
牡蛎は、フライより天ぷらが驚くほど旨い…
レモンだけで食べるのがいい…


久しぶりに大将の天ぷらを食べ、所用を終え、裏磐梯に帰る。


途中で温泉施設「ラビスパ」で入浴を済ませ、雨に打たれながら、山荘へ。


夕食

昼に食べ損ねた香茸のおにぎり。
鶏出汁の温そうめん小松菜長ネギ入り。
カニカマクレソン
沢庵
リンゴヨーグルト
焼酎トマトジュース割り。


怒濤の5週間のうち、3週が終わった。
来週は山場にさしかかる。仙台泊まりが5日間になろう。また、鳴子に宿を取ろうかと考える。