裏磐梯の森から

一人暮らし老人の 日々の食事と 身辺雑記です

職人の仕事の美しさ

朝、早く目覚めたので、学生の冬休みのレポートに目を通す。
私が新任職員時代に、地方紙に連載した記事を読んでの感想を、課題とした。
どの学生も、しっかりと記事を読んでいることが分かる内容だ。うれしい。
この報告は、後日とする。


6時に、朝風呂。男性の宿泊客は、私だけなので、当然一番風呂である。気持ちがよい。


朝食。

また、チャーハンを作った。今日の塩分は、ハムでとった。
昨夜のちゃんこに長ネギを加えて。
カラシ漬け、クレソンのおひたし。
イチゴとヨーグルト。


持ち込んだ食材のあらかたが、片付いた。


食器をあらい、後片付けをし、布団をたたんで、10時に宿を後にする。
奥様から、忘れ物の糠味噌パックを受け取る。ちゃんとかき混ぜてくれている。


昼食は、岩出山「週末そば屋」

家具職人のご主人が、週末だけ、そばを打つ。
いつもは、行列ができる店であるが、今日は私独りだ。
正月明けと言うことなのだろう。

清潔な店内。そば板もご主人の仕事だろう。

独りの仕事場。動きに無駄がない。いかにも職人である。


ピントがあまいが、挽きぐるみの細うち。きれいな蕎麦である。850円。
宮城の蕎麦では、三本の指に入ると思っている。
通常、先着10人ぐらいは、「そばねっけ」がたのめる。そばがきを揚げたもの。
今の時期は、やっていないとのこと。
この店では、デザートにそばプリンを出す。近くの道の駅でも販売している人気の品だ。
薬味の辛み大根、漬け物、プリンのジャム、全て自家製であり、おいしい。


他に客がいないので、手持ち無沙汰のご主人が、話しかけてくる。暖冬の話、イノシシの話…
帰りに、この店が薬味に使う「かんずり」を購入する。700円。

知る人ぞ知る、新潟名産。
雪の上で寒ざらしにしたトウガラシと、麹、柚子、塩を3年間熟成させて作る。
2月に訪問するマレーシアの息子は、蕎麦が大好きである。みやげの一つにしよう。


ラジオで大相撲を聞きながら、裏磐梯に向かう。
土湯峠も積雪は少なく、山荘の周りにも雪はない。ちょっと拍子抜け…


夕食。

豚肉のソテェー、レタスなど。絶妙の焼き加減。
納豆汁。久しぶりの納豆がおいしい。もちろん自家製。
りんご
カクテキ。


郵便局に連絡し、小包を再配達してもらう。
娘が、2月に持って来てほしい赤ちゃん用品などを注文している。また、友達から、お祝いの品が届いている。


学校の方は、今週のような連続授業が、あと4週続く。それが終わると、マレーシアの孫に会える。授業の合間を縫って、旅の準備をせねばならぬ。忙しいが、楽しくもある。