裏磐梯の森から

一人暮らし老人の 日々の食事と 身辺雑記です

一足早い、春の味覚を味わう

朝4時。山荘の脇の町道を、除雪車が通った。大きな音で目覚める。
そして、6時、戻ってきた。

頼もしい。


マレーシアで11月に生まれた孫の便りは、毎日のように送られてくる。今日も、機嫌よさげな表情で、しきりに「クーイング」(喃語の前の発声)している様子が送られてきた。
「みてね」というアプリで、写真も動画も送付され、コメントも付けられる。
アルバムのような体裁である。これはLINEより、楽しめる。


どうやら、元気に、大きく育っているようだ。産後の娘も、大切にされているのが分かる。若く逞しいメイドもついたようだし、夜は、おばあさんと寝ていることもあるようだ。


顔は、日本の私と似ているとの評判らしい。もっとも、娘は私似であった。


朝昼食。

八分づきの白飯。
ナメコの味噌汁。
目刺し、ヒラタケと昆布の佃煮。
しそ巻き。
カクテキ
リンゴと自家製ヨーグルト。


午前中に、「ラビスパ」に行く。プールと天然温泉の全天候型リゾートである。山荘から15分。

この施設は、WFが使え、パソコンも持ち込めて、重宝である。一日中滞在できる。会員になると、月額3,000円で何回でも利用できる。


まず、「チェルノブイリ」の第4話を観る。原発の周辺の避難措置、飛び散った鉛の除去の場面が描かれる。そして、しだいに、原子炉爆発の原因が明らかにされていく…


その後温泉に入ったら、座布団の上で眠ってしまった。
3時、施設を後にする。


道路の除雪は完璧で、日差しがあったこともあり、黒い路面が見える。


夕食は、山形県の郷土料理、「ひっぱりうどん」。

茹でたうどんを、どんぶりに引っぱり込み、納豆と薬味で食べる。
ネギと鰹節を加えたが、近頃はサバ缶を加えるのが定番らしい。


これは、手軽で早く食べられる労働食で、炭焼きの職人が始めたと言われる。
しばらく、続けてみたい。


スーパーで、生わかめを見つけた。うどんのゆで汁に入れると、きれいな緑色になる。しゃぶしゃぶの要領で、食べる。うまい。南三陸の浜では、このワカメが牡蛎の養殖棚につく。いくらでも食べられる。一足早い、春の味覚だ。


これは、大豆。
明日以降に煮て、納豆になる。
それで、ひっぱりうどんを食べる算段。
子どもの頃、父の実家では、囲炉裏の脇の板の間の下に、「藁つと」に入れた煮豆を置く。藁に付いている天然の納豆菌が、豆を発酵させてくれた。
そこまでは出来ないので、市販の納豆菌を求めた。初めての挑戦になる。


夕方、子どもの村から電話があった
夜、鳴子の新年会で話したN君に電話を入れる。詳細は、後日。