裏磐梯の森から

一人暮らし老人の 日々の食事と 身辺雑記です

乳幼児教育の大切さ

朝、5時起床。
演習の準備をして、7時。ユースホステルの目の前にある「すき家」に出かける。

牛丼のミニ。
味噌汁、油揚とわかめ、長ネギ。
お新香。
JAFの割引券(50円)を使い、390円。
塩分控えめ、これで良い。


学校に早めに行き、資料の印刷。コピー機の調子が悪く、職員室の先生方のお手数を煩わせる。やはり、夢見が悪かった。遅刻の夢で起きたのである。


今日の演習は、「相談援助」。私はそもそも、「社会的養護内容」の講師であったが、今年から、2科目を担当することになった。


結果、学生と関わる時間が増え、良かったと思っている。


そこで、時々、テキストにも、準備したスライドにもないことを、話すことがある。
そんなことも、ブログに記録して置きたい。
何しろ、このブログは、彼ら、彼女らも読んでいる。アルバイトの疲れか、授業中、ウトウトしてしまう人もいる。大事なことは、記録しておこう、後でも、確認できるように、というわけでもある。

これは,我が国の教育のピラミッドである。単線型であり、諸外国と比べ単純である。
これが、ある種の誤解を産む。
それは、「乳幼児教育」より、頂点にある「大学」教育が、重要・大切なものであるという誤解である。もっと言えば、大学教員が格が上で、幼稚園・保育所教員は、下(?)という印象である。
そうではない。何より大事なのは、万人に共通する、しかも教育・子育ての土台を作る「乳幼児教育」なのである。
君たちは、それを担う人材なのである。誇りを持とう、自信と自覚を持って学ぼう、と呼びかけている。


この授業は、大学の確か、教育学で学んだもの。当時、若かった私は、カルチャーショックのようなものを覚え、いまだに憶えている。


こんな話題を取り上げると、学生の眼が、少し輝くように見える。姿勢を正し、顔を明るく、上に向ける者がいる。そんな学生を増やしたい。


昼は、学校で販売されていた焼きそばを購入。300円。帰りの車の中で、食べよう。
福島に向かう。


三日ぶりの裏磐梯での、積雪を心配し、スコップと山靴は車に積んでいたが、帰宅すると雨降りだった。駐車場の雪かきからは、免れた。


常泉の「ラビスパ」に、入浴のため向かうが、途中で今日は休みであることに気づく。
すごすごともどり、夕食は作りたくないなあと、コンビニでワインとせんべいを買ってきた。


帰宅し冷蔵庫を開けると、少量ながら食料がある。無駄にするわけにはいかず、思い直して、夕食にする。

カニカマの刺身。
ふろふき大根のおでん風、市販のめんつゆを少量入れ、何とか許せる味に…
リンゴ。
ラッキョウの酢漬け。
大好きなたまり醤油づけの割りせん。


ラッキョウの酢漬けは、今春漬けたもの。しっかり漬かっていた。うまい!

テレビは見ないが、夕食をしながら、YouTubeで大好きな話芸を見る。
今日は、宮城県とも関わりのある、柳家小三治の「うどん屋」を観る。やはり映像があると、なおさら面白さが増す。
小三治は、よく師匠の「小さん」から話を教わったことはないと言い、笑いをとるが、やはりどうして、所々に小さんが垣間見える。


教壇での教師の話は、3種類である。それは、「指示」「発問」「説明」。これも学生に話した。
思い出したが、もう一つあった。それが、「語り」である。
子どもが真剣に耳を傾ける「語り」が出来る教師は、稀有である。しかし、そこを目指して欲しい。「語り」は、「話芸」からも学べる。小三治の落語を聞いて、あらためて確信した。


この話、いつか学生たちに伝えたい。実は、「読み聞かせ」というテーマで既に話しているが、さらに分かり易く伝えたい…