裏磐梯の森から

一人暮らし老人の 日々の食事と 身辺雑記です

ゆっくり調理を楽しむ一日

起床、5時。
寒いが、のんびりの朝。明日は授業がない。
7時前から、楽しみながら、朝食の準備。

左が、はたけシメジ、右がブナシメジ。冷凍していた物を蒸す。もちろん天然物!

我が山荘のレンジは、故障している。修理する気も無い。
そこで、昔ながらの蒸し器を使っている。子どもの頃は、蒸かし釜と言った。
冷凍ご飯も一緒に蒸す。これは毎朝の日課である。

ガスコンロは一口で、やっと火は着くようにしたものの、いまだ着火はマッチ。
思えば、その前(9月頃)は、庭先のバーベキューセットで調理していた。
車で5分もかからぬコンビニを往復する間に、猿が焼きトウモロコシを失敬していったことがあった。人猿の仲は、その頃からのものである。

そこで、カセットコンロを使っている。こちらは、火力の調節が微妙な所まで可。重宝している。キノコは、小鍋で煮つける。


平行して、石油コンロの上で、粕汁を作る。
昨日から火を入れている鮭の頭汁に、酒かす、ジャガイモ、タマネギを加える。
調味料は、少々の味噌。

冷蔵庫から糠味噌ケースを出し、セロリ、にんじん、大根を取り出す。
糠味噌をつけたまま切り、そのまま食す。
通常冬場は沢庵を漬け、糠味噌は休むのだが、猿害により、今シーズンの沢庵は諦めた。
糠味噌を継続して使うことにする。冷蔵庫に置き、二日に一度かき混ぜる。

やっと朝食。
八分づきのササニシキに長いも、そして自家製のオカカ。
鮭の粕汁。
キノコの煮付け、柚子の皮をちらして…
糠味噌漬け。
サンマの辛煮(もう少しで食べきる)。

昼前に清流のクレソン畑に出向く。今日は暖かい。
やはり、野芹もあった。だが、まだ小さい。わさびと思ったのは、おそらくフキである。
天然物は、きれいにするのに手間がかかる。しかし、香りが違う。色も濃い。
これで、5本のクレソン。一本が50cmはあり、太い。元気が良い。
猿は、クレソンは食わないのか?

自家製ヨーグルト。牛乳に種菌を入れ、3日目。石油ストーブの前に置いて出来る。

昼食。1時。
スパゲッティ。ソースは、かねて買っておいたインスタント。ペペロンチーノの花山椒入り。まあまあおいしいが、次の購入はない。そもそも売れ残り品だった。
カップ麺用のインスタントスープ(残り物の整理)。
クレソンのおひたし。白ゴマ、宮古島の地のりを添えて。調味料はちょっとお高いめんつゆ。こういう既製品は、砂糖が入っているのが、難点。我が家では、調味料としての砂糖はほとんど使わない。でも、このようなめんつゆの使い方は、まあ許せる…
福島のリンゴに自家製ヨーグルト。リンゴが甘い。これ訳あり品。

夕食。麻婆豆腐。納豆にネギとニラキムチを添えて。
ギンナンの炙り。
リンゴ。
クレソンのサラダ。


麻婆豆腐は、週に一度は作りたい。そうでないと、購入した調味料が消費できない。
豆板醤、甜麺醤、豆豉、花山椒等など。
これらは、カレースパイスと同様に、なかなか減る物ではない。


したがって、麻婆豆腐とカレーは、週一ということになる。


なにより、麻婆豆腐もカレーも、アバウトな料理である。定番料理である。誰が作っても、そこそこの出来上がりになる。その上での、私なりのこだわりについては、後日。


今日は、久しぶりに料理及び家事の一日でした。
特筆すべきは、麻婆豆腐の辛みを和らげるのに、クレソンの苦みが絶妙であることの、発見。これは、おそらくカレーにも同様と思われる。


明日は、久々に喜多方の朝ラーを食べに行きます。
ラーメンマップには載っていない、一押しの店の麺を紹介します。
乞うご期待!!!