タイ旅行は、断念しました…
結局、タイへの旅は、キャンセルしました。
そもそも、今回のマレーシア滞在は、孫の「100日祝い」。これは、中国式。
そして、「お食い初め」。これは、日本式。
という二つのお祝いの会をすること。
私には、もう一つ目的があり、娘の育児を助けること。
息子のJは、良いメイドを探しているということだが、娘は、自分の手で育てるつもりと思われる。
Jの妹家族は、メイドが子育てをしているが、子どもたちの母語が、メイドの話すインドネシア語になっていると、娘は分析している。愛着についても、乗り越えるべき課題はあるかもしれないと…
と言うわけで、国外への旅行はキャンセルし、マレーシア国内で過ごすこととした。
さて、育児補助である。
娘の専門の一つは、「日本語学」である。大学の学部では、これを専攻した。さらに詳しく言うと、母語と第二言語の関係と言うが、私には分からない…
結婚後も、奨学金の返済のためもあり、Web で、日本語講師をしている。かなりランクの高い講師で、世界中に学生がいて、Google の社員などにも、教えているとのこと。
本格的には、来週から、少しずつ再開する計画であるが、どうしてもと言うことで、昨日、一コマ、入れざるを得なかった。
孫は、産まれて初めて、母親から約1時間15分、離れることになったのであった。
結局、孫は、途中で目覚め、私に抱かれて寝入ったのだが、途中、うつらうつらと目覚め、母親を探して、ぐずった。そして、すぼめた口で、母乳を吸う動作をしながら、また寝入るを繰り返した。
一時間後、母親の顔を見ると、半泣きをしながら、大いに不満を訴えた。心配、不安で、たまらなかったのであろう。よく、我慢したと思う。しばらくは、母親の姿を常に追っていた。これまでは、何時もそばにいて当然で、関心の対象ではなかった母親を…
朝食
ごはん、
味噌汁(油揚げ、豆腐、ワカメ)。
海苔。これと餅が、特に喜ばれた土産。
キウイ、パッションフルーツ、ヨーグルト。
目玉焼き、キュウリ。
鯖のみりん干し、みんなで分けて、大事そうに食べる…、梅干し。
息子のJは、伯父が経営する会社の工場長をしている。国内数カ所に工場があるようだが、最も若い工場長である。
長と言っても、様々な国籍の従業員が起こすトラブル対応や、工場内の設備修理もあって、現場におけるブルーカラーでもある。
腹が空くので、おみやげに持ってきた日本の菓子を、二つポケットに入れていった。
午前は、娘の家事の間、孫の世話。
昼食。
娘の友人が届けてくれた、きしめん。これは、おいしかった。ゆで時間15分。
めんつゆは、市販品であるが、ショウガを入れると、味がしまる。
朝食の、残り物。
普段は、ゆっくり昼食を食べられないが、私がいてくれて、助かると感謝される。
午後は、孫の入浴補助、哺乳の世話。そして、遊び。
夕食。
今日は、水曜日で、マレーシアも日本と同様に、休みの飲食店が多いとのこと。
私にとって、初めての店である。
漢方の薬膳がメインの店。三種類のスープ。
豚肉は、酢で煮染めてある。酢豚の原型と言うことか…
レタスの炒め。
オクラ。
鶏のミンチの蒸し物。
主菜は魚の蒸し物。これで半分。大きな魚だ。骨が硬く、太い。日本では、こういう食べ方はしないだろう。問題なく、美味しい。
薬膳スープの具材。ショウガ、ナツメ、人参、ハス…
鶏の足が入っている。
義父は、この具材まで残さず食べている。70歳は優に越えているが、健啖家である。
今日も、自慢の茶器と、茶葉を持参している。ウーロン茶で鉄観音に近い種類とのこと。茶葉は、一度湯で洗い、その後、湯の中で、じっくり葉を開かせる。美味しいので、何杯も飲める。
義父と、息子のJは、書類を持ち込んで相談をしている。今週末の「百日宴(百日祝い)」の件か? 食事が終わると、知り合いと世間話。
今晩の中国料理の値段は、分からない。
昨日の料理は、マレーシアナイズされた中国料理。やや高級。
今晩の料理は、本来の中国料理、とのこと。したがって、チリ(薬味)は、出なかった。
私の部屋は、天井の扇風機は回すが、クーラーは不用である。植物に囲まれているからか…ただし、今日の夕方は、やや蒸した。
この店でも、暑さもあってか、多くの客が、露天に置いたテーブル席で、食べている。ほとんどが家族連れであり、顔見知りが多い、気取らない大衆的な店。食べる前に、皿、茶碗、スプーン、フォーク、全てをテーブルに運ばれたプラスチックボールの湯で、自分たちで洗浄する。
それでも、私には、こちらの方が好みだ。コスパも良いのだろう。
帰宅すると、息子のJが、オンザロックを持ってきてくれた。就寝は11時を過ぎている。
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