喜多方のラーメンと蕎麦は、なぜうまいのか。
朝、2時過ぎに、目が覚めた。
おそらく、仕事をせよとの促しだろうと解釈して、来週に迫った新一年生の保護者向けのレジュメに手を入れ始める。
それが、結局以下。
時間は、30分程度しかないので、この中から取捨選択して、お話しすることになる。あとは、添付資料を用意する必要がある。
4時前、除雪車が通り過ぎる。6時過ぎ、作業を終えて、戻ってきた。
7時前には、夜が明ける。雪の積もった日の朝の楽しみは…
玄関前のスロープ板をくぐり抜けて、テラスに向かっている。
タヌキであろう。コンポストの中も漁っている。
さて、今日は喜多方の冬祭りで、「そばフェスタ」が10時から始まる。
レジュメ終了に気分を良くして、そばの前にラーメンを食べに行くことに決めた。
目指すは、贔屓の「満喜」。久しぶりだ。
8時30分到着。圧雪状態の雪道なので、慎重な運転に心がけた。多くのスキー場に向かう車と交差した。
いつもの塩ラーメン、660円。今日は休日なので、混んでいる。奥さんも(おそらく)店に出ている。
チケット購入のための1000円札がなくて、両替をお願いする。店主が、わざわざ手を止めて、対応してくれた。見れば、「お札の両替は、ご遠慮ください」との、表示が券売機の脇にあった。いやはや、申し訳のないことをした。
このスープの甘さに、いつもながら驚く。砂糖ではない、魚介類からとった出汁のうまさであろう。チャーシューは、バラとモモの2枚。この店の肉は、おいしく食べられる。
さて喜多方駅前の農産物直売所に寄り、いよいよ「そばフェスタ」の会場へ…
数カ所の蕎麦処が並んであったが、「宮古そば」を選ぶ。
600円。安定した味である。数十人の蕎麦の打ち手(愛好会)が、客をさばく。
ラーメンも蕎麦も、肝心は、水の良さだと思う。飯豊連峰からの伏流水である。この水は、道路の雪も消してくれる。
我が家の水道も、磐梯山の伏流水そのものである。我が拙い手料理も、だからこそ食べられる味になっているのだろう。猪苗代町の道路も、この水が雪を消している。
帰り道、温泉施設「ラビスパ」に寄る。
夏場の大混雑からは、嘘のように思える静かさ。
朝に仕上げたレジュメに添付する資料を整える。パソコンが使えるのが、ありがたい。
夕食。その前に、直売所で見つけた「原木ナメコ」を処理して…
これ、雪が少ないから、収穫できるのでは無いか。
キムチ鍋。豆腐、ナメコ、長ネギ、小松菜、ゆで卵。
豚肉のソテー。タマネギ、モヤシ、人参、セロリのラー油炒めを添えて。
リンゴ。
〆のそうめん。
思った以上に仕事が進んだ。明日は、どうするか。
……、そうだ、「立春大吉」の葉書を出さねば。
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