裏磐梯の森から

一人暮らし老人の 日々の食事と 身辺雑記です

またも鳴子の定宿で、大相撲…

我が息子は酒を飲まない。母親似である。
夕べの会食後、私の汚れたプリウス(ファルコン)を洗車してくれた。ありがたい。さすが、車のスペシャリストである。


朝、目覚めると、コタツの中だった。親戚から送られてきていたビールを飲み過ぎたようだ。

さすがに、日本酒には、手を出さなかった。

嫁の実家から贈られた、おいしい肉を2枚いただいて、

新しい会社に入社する息子のために、保証人となる書類に実印を押し、我が家を出る。


今日は、鳴子の定宿泊まりである。
忘れ物を取りに行くことも兼ねての宿泊でもある。


途中で、早めの昼食、何しろ朝飯は省略してある。

岩出山の道の駅の向かいにあるラーメン店。「昔の味ラーメン」
出汁は、煮干しか? 油はほとんど浮いていないさっぱり系、醤油ラーメン。
なるほど、なつかしい味かもしれない。


午後の1時に、西多賀旅館に投宿。
ひとっ風呂あびる。細かい湯ノ花が浮いている。ということは、湯の新鮮さを物語っているということだ。


贅沢な昼寝をして、大相撲を観る。我が山荘のテレビは映らないので、これを楽しみにしていた。


私の亡き父は、相撲の大ファンだったらしい。仙台の南小泉にあった我が家には、昭和30年代前半にテレビがあった。相撲中継がはじまると、ご近所さんが集まっての相撲観戦。亡き母は、子どもたちの汚れた足を洗うため、バケツの準備をするのが恒例だったと、よく語っていた。
当時、私は5,6才。おぼろげながらの記憶がある。


父は、初代若乃花の大ファンだった。彼の横綱が勝つと、母に一升瓶の酒を買わせたという。大酒飲みだったようだ。


相撲中継の途中に、宿の奥様がビールを持ってきてくださる。

差し入れは、お煮染め、これが美味しい。手間暇がかかっている。
左の豚肉は、後で焼く。
ビールを飲みながら、相撲を観て、また眠ってしまった。なにしろ、暖かくて快適だ。

起きて、豚肉を焼く。続きの夕食である。
ご存じ、低温調理!!!
少量のサラダ油をまぶして、中弱火で、じっくり焼くので、筋切りは不用だ。コツは、始めに出てくるアクや水分を、ペーパーで、丁寧に拭き取ること。焼け具合は、その余分なアクや水分が出なくなることで、教えてくれる。後は、少量の良い塩を振って、出来上がり。それだけで、旨いし、やわらかい。
持ち込んだクレソン、そしてリンゴに手作りヨーグルト。どこに行っても、同じ物を食べている。


また、風呂を浴びて、ブログアップ。どうやら、客は、私ひとり。
アップが終わったら、明日の演習の準備である。またもや、一夜漬け。これまた、相変わらずである。


学生たちの、明るい笑顔を思い浮かべながら、しばし頑張ろう…