裏磐梯の森から

一人暮らし老人の 日々の食事と 身辺雑記です

クレソン畑荒さる、猿の仕業?

昨夜、ブログアップが出来ず、朝始める。
昨日の午前は、一昨日の購入物の処理。

天然ヒラタケ。ちょっと乾いているが、大きい。
ヒラタケというと、思い出すことがある。
昨年の茂庭台での芋煮会準備中、近所の方が、大量のキノコを採ってきた。
これは、ヒラタケという旨いキノコである。処理してあげるから、芋煮に入れようと提案すると、町内会長に却下された。
毒キノコを疑っている。ヒラタケなんぞ、養殖がスーパーでも売っている。
結局、しばらく、私一人で楽しんだ。

トウガラシ水に入れて、虫だし。
馬鹿でかい大きさに戻る。虫は全くいない。取り手が上手である。
ちなみに、天然のヒラタケは、晩秋から冬のキノコで、朽ちた木に生える。


現状は、こうなっている。

大量の天然ヒラタケの佃煮。
手でちぎったヒラタケに、はさみで切った昆布。私の場合は、大半は出しがらを使い、経済する。これに水を加え、追って、醤油やみりんを投入するだけ。ただし、弱火のため、時間はかかる。コトコト気長にやらなくてはならない。だから佃煮は、高級高価となる。
残りは三袋に分けて冷凍室へ。

山形で買ってきた物。
干しワラビ、切り干し大根、きゅうりの塩漬け、茄子の塩漬け、芋がら、干し茄子。
これらとその他の食材の手当をしていたら、朝食が抜けた。


気を取り直して、スーパーに出かけ、ラーメンの準備を始める。


帰りしな、クレソン畑をのぞいたら、驚いた。

クレソンの大きい葉茎が、ほとんど摘み荒らされている。
一瞬猿か、猿もとうとうクレソンにまで手を出したか。と思ったが、これは、人間の仕業である。地域の人ではないだろう。売れるほど、持ち帰ったと思われる。
私は、数本持ち帰る。

これは、野ゼリ。まだ小さいので、摘まれていない。
初春が、楽しみ。

スーパーで、鶏ガラを買い、ラーメンの準備。
この鶏、旨い出汁が出ると思ったら、「伊達の赤鶏」というブランド、120円、宮城産である。
相撲部屋のソップ炊きの要領でスープをとる。何のことはない、香味野菜のクズを加えて、弱火で煮込んでいく。コツは、アクを丁寧にとること。そうすると、きれいに澄んだスープとなる。

ラーメンの前に、まずは朝昼めし。
くだんのシメジご飯、ごま塩、これで食べきった。
ヒラタケ汁。出汁は昆布とシイタケ。豆腐と長ネギを加えて。めっぽう旨い。
梅干し。閖上朝市で買ったもの。今年漬けた自家製梅干しは、いまだ、土用干しが出来ていない。困ったものだ。
リンゴは、岩手の妻の実家から。かつてはリンゴ農家であった伯父の選んだ王琳、まずかろうはずがない。自家製ヨーグルト。


夕食。
自家製鶏出汁ラーメン、醤油味。麺は喜多方麺。具材は東松島市「支那そばや」、クレソン。
サバ缶にタマネギ。
岩手のリンゴ。
そして、芋焼酎の梅干し割。
これが、いけなかった。実は、調理中から、ちびりちびりやっていた。
夕食時には、料理と一緒に出来上がっていた。


仙台市に一軒残っていた屋台「大分軒」のおやじの姿を見ない。あの「支那そば」がなつかしい。このおやじ、偏屈者で、客にラーメンと言わせなかった。「うちには、ラーメンは、ねえ」。そんなことを思い起こしながら、麺をすすっていたら、尚更、酔いがすすんだようだ。


入浴は、すでにラビスパで済ませてある。火の始末が肝心だ。歯を磨いて…


というわけで、昨夜ブログアップは出来なかった。
ラーメンの味も、定かではない。
今日、もう一度、作りなおそう。幸い、最後のチャーシューとメンマとが残っている。