裏磐梯の森から

一人暮らし老人の 日々の食事と 身辺雑記です

塩竃魚市場から自宅へ

朝、起床は5時。定宿のユースホステル、そして定部屋。
今日は、石巻の自宅に帰り、年末の用足しをして、仙台に戻る計画。
そこで思い立って、塩竃魚市場の仲卸市場に行くことにする。

朝食は、うどん定食、700円。
白飯、たぬきうどん。
サンマの一夜干し、納豆、たくあん。
うどんは手打ち。既に時刻は8時を過ぎている。ご主人は、打ったうどんを小気味よい音をたてて切り始めた。
完食、サンマは骨まで食べた。出汁もしっかりとっている。何しろ、仲卸市場の目の前の店である。食材には困らないのだ。



仲卸市場は、朝3時から開いている。
私は、5時ころ来店していたものだ。一般客は、これでトップクラスである。
本マグロの専門のおじいさんの店へ行く。寿司店用のマグロの分配を終え、残った部分が安く買える。生本マグロの中トロ一さくが2500円ほど。これで寿司を握れば、優に
20貫。一貫100円。どや!
ところが、そこにおじいさんの姿はない。そも店がない。
市に通うと、たびたび経験することである。さびしいことではある。


この師走の季節、なんと言っても、正月用のなめたガレイが、所狭しとならぶ。

今日は、仙台泊まり。何も買わない。
さて、石巻の自宅に向かう。
昨日、息子の嫁からラインがあり、石巻市の東浜から牡蛎が届いたとのこと。これについては、自宅消費とした。牡蛎ご飯、オイル漬けを作りたいとのこと。1Kgは使いがいがある。
午前中に、もう一つ牡蛎が届く。それを待ち受け、岩手の妻の本家に送る。終了。
次に、妻の弟から届いている岩手県江差のリンゴを、米と野菜をいただいた教え子の家に届ける。終了。
そして、店の混雑を避け、遅い昼食。

東松島市の「支那そばや」。
今日は、塩の日。願ってもない。(日によって、塩と醤油が変わるシステム)。これまでのいきさつも知った上で、店主は、塩を勧めたいのだと、私は推し量っている。塩の日が3倍になった。
塩味の「かけ」ラーメン。小、540円。
私のような、小食の年寄りには、「小」の「かけ」はうれしい。
しかも「塩」、完食。
ここのスープは、喜多方にはないコクがある。鶏出汁と言うことで、仙台の「嘉一」に近いかもしれない。
細いストレート麺なので、スープはからまない。
朝ラーには向かないかもしれないが、これはこれでうまい。スープと麺のバランスもとれている。
石巻地方のベスト3に入る行列店である。但しこの店以外の行列店は知らないのだが。
特に塩がよい。

厨房の正面から、鬼がにらんでいる。

父、母の墓参りをすませて、仙台のユースホステルに戻る。
しばし、部屋でまどろんでいると、息子から電話。様々打ち合わせ。
そして、夕食…

「支那そばや」のメンマとバラチャーシュー。合わせて550円。おそらく食べきるのに数日かかる。

先ほどヨークベニマルで購入した、10品目の炒り豆腐、ひじきの煮物。キッヅサイズ、これもうれしい。
持ち込んだリンゴとヨーグルト。
麦焼酎の牛乳割り。
この部屋には、洗面台があり、水もお湯も出る。
廊下には、冷蔵庫、電子レンジ、自動販売機(飲料、軽食など)があるのだ。
さらにWF、コピーサービス。
故に定宿となっている。


いつものことで、情けないことながら、往復3時間の運転で疲れてしまった。
基礎英語は、午後6時45分からの再放送を聞いたので、いつもの9時を聞く必要はない。
早く休むことにする。