ペナン島から、ランカウイ島へ
夜明け前の、コーランの祈りの呼びかけ、アザーンが聞こえる。イスラム教の信者たちは
一日5回、モスクに集まる。その呼びかけである。6時30分前。
朝食。一階の、最も大きなレストランにて…、今日も一番乗りであった。
このレストランは、海を望むテラスまで、テーブルが並んでいるが、まだ夜明け前なので、中で…
画像が不鮮明であるが…
ヌードル(焼きそば)、野菜の蒸し物、豆、トマトのロースト…
カップの中は、日本蕎麦。
どんぶり中は、チキン粥にザーサイなど…。
マンゴージュース、グアバジュース。
コーヒー。
バナナの葉に包まれたご飯は、ナシルマ。ヤンバルソースと、カレーも合わせて…
たっぶりの野菜。
牛乳、オレンジジュース。
この他に、各種パン、ハム、チーズ。
トロピカル・フルーツ。
麺類は、その場で茹でて…
卵、ソーセージ料理は、その場で調理して…
デザートのケーキ…
等などが並んでいるが、とても、食べ切れない。
夜が明けてきた。街に出かけねば、ならない。
昨日歩いた町並みの、もう一つ外側を、歩く。
路地を巡り、世界遺産地区のストリートアートをながめる。
ホテル帰着、9時。約8000歩。
いよいよ、チェックアウトの準備をする。
フロントで、精算。
税・サービス料込み、朝食を含めて、一泊約15000円。一人では高いが、これ二人でも、ほぼ同じ料金であろう。
何よりも、文化的にも、歴史的にも価値あるホテルに泊まり、最高のサービスを受け、安心・安全に全く問題なく…この値段である。有り難い。
ホテルマンに、感謝し、握手をして、チェックアウト。
ドアマンたちは、その都度替わり、大勢いると思われるが、私の顔を見ると、日本語を使う。「おはようございます」「おげんきですか」。
つくづく、日本人顔なのだろうと思う。
若い頃から、ちょんまげが似合う顔だと言われてきた。お殿様ではない、素浪人であり
用心棒の顔であろう。
「Grab」を呼び、娘が勧める屋台の店に行く。
これからが、ちょっとしたトラブル。
指定の店の特定が甘く、結局、行き着けなかった。スーツケース持ちでもあることから、急遽、ペナン空港に向かうことにする。
この間の移動で、まえから怪しかった、スーツケースの取っ手がこわれた。不格好に引きずりながら、歩く。
昼食。
空港内の、ファスト・フード店。
昨日食べた、福建麺である。洗練されているが、麺もスープも別物になっている。料金は、約3倍…
早めにチェックインして、ロビーでパソコン作業。あらためて、ランカウイ島の情報を確認する。
3時30分。飛行機は定刻通り、ペナン国際空港を離陸し,ランカウイへ。
すぐ北は、タイである。
約30分。肉眼で波の背が、見えるほどの、低空飛行である。
ランカウイ島は、島全体が免税の地区。早速、空港で、ウィスキーを購入。
シーバス・リーガル12年、1L。約3600円。日本の量販店と、ほぼ同じ値段で買えた。
「Grab」を呼んで、「フウカ・ヴィラ」へ。15分、約360円。
チェックインの手続きをしていると、日本人の奥様が、迎えてくださった。
このヴィラは、口コミの高評価、リーズナブルな値段。そして、何より、経営者が日本人ということで、選んだ。ただし、人気の宿で、2泊しか取れなかった。
「ふうか」とは、娘さんの名前らしい。
夕食。
宿から歩いてすぐの店。fatCUPID(ファット・キューピッド)。
ホテルのレストランである。
ホテルとは言うものの、フウカと同じ、別荘形式の宿泊施設。
早速、生ビール。
メニューから、選んだのは、これ。「SNAPPER ASAM PEDAS」
これは、伝統的なマレーシアの魚料理。タラのような白身魚を、酸味とスパイスで調味している。手前のご飯、蒸し野菜、サラダがセット。量がたっぷり。おいしい。前菜やデザートは、断る。これが正解であった。
ここでも、すぐ、日本人が分かられる。日本人と分かると、サービスが優しくなる気がする。回りは、ほとんどがアメリカン。米語の発音が、分かり易いと感じる。内容は別である。
辛くないか? ビールのおかわりはどうか? 接客が、すばらしい!
約1400円。リゾート値段である。これに10%のサービス料がかかる。
ビールは、2杯、約450円。ホテル値段ではあるが、日本とほぼ同額で飲めるのは、助かる。
宿に戻り、ベッドに横になってしまう。
11時過ぎに起き、シャワーを浴びて、本格的に眠る…。
気ままな、一人旅である。
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