スーパーのドリアンを見ながら、三陸のホヤを想う
朝、薄曇り。これがマレーシアでは、よい天気。
朝食。
ピントが甘いが、猪苗代町清水屋製麺所のうどん。
半干しのものを持ち込んだ。人参、笹かま、青菜入り。
バナナ、ヨーグルト。
熟成の進んだ、しめ鯖。
マレーシアの息子Jの了解を得て、昼は味噌ラーメン。こちらは、清水屋のおばあさんが、サービスで入れてくれた物で、賞味期限が、既に過ぎている。私は、賞味期限は目安としてしか考えない。私たちの時代には、自分の五感で判断していた。
昼食。
福島県会津の製麺所は、しのぎを削っていると思う。麺が旨い。
今日は、ゆっくりの一日。孫も、お出かけはないので、自分のペースで過ごしている。
あやさなくても、私の顔を見ると、笑顔を見せるようになっている。
体重は6kgを超え、娘には、やや重いと感じられるようになってきたが、私の運動には、ちょうど良い
夕食。
娘の作ったカレーライス。温泉卵。
義父と息子Jたちは、所用で外出。
3時半に出るとのことだが、これは、決して実現しない。結局、出かけたのは5時で、これがマレーシア時間。
暑い国、鉄道のあまり発達していない地方共通か。修学旅行の引率で出かけた、沖縄に似ているなと思う。
それを見越して、娘はカレーを作っていた。グリコのカレー。野菜ゴロゴロのカレーである。娘と二人、孫を間に置いて、食べる。これも、また、おいしい。
昨日のこと…
イオンスーパーに、買い物に行った。
一つは、私のスマホ用のSIMカードの購入。4Gで、23リンギット=約600円。来週のひとり旅用である。
その後、一階の食料品売り場に…。
入り口に、独特の匂いが……
ドリアンである。まさに「果物の王様」。
季節は、年に2回(日本の夏と冬)。東南アジアのマレー半島が原産地。強い甘み、栄養豊富で、特にビタミンB1が。夏バテには、最適ということになる。
値段は、35リンギット、約900円。高級品です。ちなみに、日本で食べようとすると、一玉6000円~7000円。マレーシア産は、もっと高額になると思われます。
ただし、好き嫌いは、分かれる。義父は大好き、義母は大嫌い。一昨年になろうか、義父は庭にドリアンの木を植えた。ちょっとした騒動になったらしい。昨年、枯れた。騒動は終わった。
私は、ドリアンの季節を選んで、マレーシアに来る。おいしい。とても果物とは思えない。天然の「レアクリームチーズ」ではないかと、思ってしまう。甘い物が苦手な私が、食べられる。
ただし、スーパーで売っている物を、食べようとは思わない。臭いがするのである。
直売場に農場から、直接運び込まれる、獲れたてのドリアンに、臭いはない。農場に、はるばる出かければ、さらに完熟物が食べられる。
堅い樹皮を、ナタで割って、取りだし、その場で食べなくては、ならない。
これ、ホヤと同じだよね、と娘が言う。私もそう思う。
三陸の特産ホヤも、好みが分かれる。
私たちは、獲れたて、むき立てのものしか食べない。あとは、蒸すか、塩辛だ。昔は、藤や桐の紫の花が咲くシーズンになると、朝採りホヤを、業者がトラックで売りに来た。どんぶりで食べた。
さらに、本物のホヤを味わいたければ、天然のホヤである。潜水夫が、重い潜水服を身につけ、海底を這いずり回って、大きな物を採る。これは、産地でも、なかなか、入手できない。築地(豊洲)に行ってしまう。そして、一流と言われる店で、高い金を払って食べる。そして、実は、その頃には、浜で食べる味ではなくなっている。薬味で食べる感じ…
ただし、おいしいものには、注意も必要である。
昨年の夏、妻の弟一家が、4人でマレーシアの娘の陣中見舞いに来た。ドリアンに、すっかりはまり、私が訪問した8月に、うち二人が再訪した。ドリアンを又、食べるために。
一人は滞在中にお腹をこわし、もう一人は、日本に帰国後、お腹をこわした。必ずしも、ドリアンのせいではなく、単なる食べ過ぎではあろうが…
私も、今シーズンは、ほどほどに食べていこうと思っている。後日、報告。
いやはや、ドリアンとホヤという二大好物の話題に、ついつい力が入ってしまいました。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。